トップページ > サーバ構築 > 仮想OSの初期インストール

仮想OSの初期インストール

入手した仮想OSを"Vmware Player"などから開き、パワーオン(起動)します。
仮想環境でのパワーオンはパソコンの電源を入れる行為と等しく、ディスプレイに相当するものは"VMware Player"など基盤となるソフトウェアにコンソールとして搭載されています。
今回はゲストOSを仮想環境(VMware ESXi)上に設置したため、遠隔操作するソフト"vSphere Client"で操作します。
"vSphere Client"で用意したゲストOSを選択します。

パワーオン後にコンソールを開くと「Operating System not found」が表示されます。
仮想環境(ホストOS)上にサーバの器となるものとCPUなどリソースを割り当てたものの、まだ仮想OSがインストールされていない状態を示しています。

仮想OSイメージは別途データストアにアップロードしているため、次の手順でゲストOSと仮想OSイメージを紐付けます。
「CDアイコン」をクリック -> 「CD/DVDドライブ」をクリック -> 「データストア上のISOイメージ」を選択 -> [データストア] -> [ゲストOS名] -> 仮想OSイメージを選択

コンソール上で Enter キーを押します。

「Install CentOS 7」が表示されると、デスクトップがある GUI モードが、コマンド操作が主となる TEXT モードを選択します。
通常は GUI モードになっているため、この画面が表示されて1分以内に TAB キーを押して最終行の「quiet」を「text」に変更します。
変更後は Enter キーを押して決定します。

OSモードを選択してしばらく経過すると「Installation」と表示され、各種設定を行います。
[!]の箇所はすぐに設定する必要がある項目となり、[x]は後ほど設定可能です。
設定したい数値を入力して Enter キーを押すと設定できます。

初期設定が完了して残りのインストール処理が走り、再起動を促されるので Enter キーを押して再起動します。
再起動後は初期設定時に入力したユーザ名とパスワードでログインすることができます。

関連記事

@webolve をフォローしてください