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Google Map API を使ってサイトに地図を埋め込む方法とキーの取得


[初回公開] 2013年03月19日

ウェブサイトやブログに地図を埋め込む際に無償または有償で公開されている地図サービスを利用することができるが、その中で Google Map をウェブサイトに埋め込む方法と利用にあたり必要なキーの取得について紹介する。

Google Map API を使ってサイトに地図を埋め込む方法とキーの取得

1. Google Map API とは

Google Map API とは Google が提供するとインターネット通信を利用した地図サービスである。
無償で利用することができ、表示回数など制限があるが、有償版を利用すると表示回数の制限が増えたり静止画版(スタティック版)の地図サービスを利用することができる。

ウェブサイトやブログに Google Map を埋め込む場合はマウス操作等で地図の移動や拡大縮小ができる JavaScript 版が利用されるが、スマホアプリ向けなどデバイスに応じて地図サービスを使い分けることができる。

2. Google Map をサイトに埋め込む方法

Google Map をウェブサイトやブログに埋め込む方法としては、「利用申し込み」「サービスの有効化」「キーの取得」「コーディング」の 4 つの過程を経てインターネット上に地図を表示させることができる。

2-1. Google Maps Platform の無料体験版に申し込む

Google Map を利用するためには、まず Google Map のサービスを管理している Google Maps Platform に利用申し込みを行う。
Google Maps Platform は利用するログインに利用する Google アカウントにクレジットカードの番号の紐づけが必要になる。
無償版の利用においてもクレジットカードの登録が必要になるが、無償利用の枠を超えないように設定することで意図せず課金されることを防げる。

Google Maps Platform の無料体験版の申し込み

最初に表示される画面では利用規約の確認と最新情報をメールで受け取るかのチェックを行い、ボタン「続行」をクリックする。

支払い方法の設定

次に支払い方法を設定する。
「カードの種類」を選択するとクレジット番号や有効期限を入力する欄が表示され、入力を終えればボタン「無料トライアルを開始」をクリックして無料体験版の申し込みが終了となる。

2-2. 利用する Google Map サービスを選択し有効化する

Google Map の無料申し込みの後は Google Maps Platform から Google の各種 API の利用状況を管理する Google Cloud Platform に切り替わり、その画面にて利用する Google Map サービスを選択して有効化する。

Maps JavaScript API をクリック

今回は JavaScript 版の地図サービスを利用するため、Maps JavaScript API をクリックする。

2-3. Google Map JavaScript API のキーを取得する

Google Map を利用する場合はウェブサイトの埋め込みでもスマホアプリでも、どの Google アカウントが利用するかの識別子となるキーが必要になる。
Google Cloud Platform の左メニューより「API とサービス -> ライブラリ」を選択すると、下図のように「API ライブラリへようこそ」が表示されるので、その中から「Maps JavaScript API」をクリックする。

「API とサービス -> ライブラリ」を選択

「Maps JavaScript API」を選択すると Maps JavaScript API の概要やドキュメントへのリンクが表示されるので、その画面内にあるボタン「管理」をクリックする。

ボタン「管理」をクリック

ボタン「管理」をクリックすると下図の認証情報の画面となるため、リンク「API のサービスの認証情報」をクリックするとキーが発行されるとおもに画面下部の一覧にキーが表示される、
その一覧の中にあるコピーマークをクリックするとクリップボード(パソコンのメモリ)に一時的にキーを持つので、テキストエディタやプログラムに貼りつけて利用する。

コピーマークをクリックしてキーを取得

2-4. Google Map JavaScript API のサンプルコードを取得する

Google Map のキーを取得できればプログラム等に貼りつけて利用できるが、ウェブサイト内に地図を埋め込むための HTML の記述方法等は Google Cloud Platform にログインした状態で左メニューより「API とサービス -> ライブラリ」を選択し、Map JavaScript API をクリックした画面内から「ドキュメント」を選択するサンプルコードが表示される。

Google Map のサンプルコードを取得

サンプルコードは地図を表示されるための基本的な形でしかないため、デザインの変更や機能を付加する場合はマニュアルに記載されているコードを用いて実装する。

3. 過去の Google Map 利用の流れ

Google Map は 2018 年より Google Maps Platform でキー等を管理するようになり、それ以前は Google Map 専用の管理画面でキーを管理していた。
過去の Google Map 利用の流れとしてはまず、Google Maps API のサイトにアクセスする。

Google Maps API のサイトにアクセス

次に Google Maps API の画面内になるボタン「Sign up for a Google Maps API key」をクリックする。

ボタン「Sign up for a Google Maps API key」クリック

ボタン「Sign up for a Google Maps API key」をクリックすると同意画面と公開するサイトのURLを入力する欄が表示されるため、同意にチェックして URL を入力する。

同意と URL の入力

Google Map を利用するウェブサイトの URL を入力するとキーとサンプルとなるコードが表示されるため、このコードをコピーして利用する。

Google Map をウェブサイトに埋め込んだ様子

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