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仮想マシンの作成とisoファイルのアップロード
[初回公開] 2018年09月24日
.iso など OS のイメージファイルを入手できれば、次にそのデータを使って OS をインストールします。
CD/DVD などに焼いておけばハードウェアに直接インストールすることができます。
今回は入手したデータそのまま仮想環境(ホストOS)にアップロードして起動させます。
ホストとなる仮想環境は"VMware ESXi"を利用します。

このページの目次
VMware ESXiとは
VMware ESXiは、VMware社が提供するハイパーバイザー型の仮想化プラットフォームです。
ホストOSを必要とせず、物理サーバー(ハードウェア)上に直接インストールして動作する「ベアメタル型」であるため、オーバーヘッドが少なく非常に高速かつ安定して動作する特徴があります。
1台の物理サーバー上で複数の仮想マシン(ゲストOS)を独立して稼働させることができるため、サーバーの集約や開発・検証環境の構築に広く利用されています。
ISOファイルの入手方法と準備
仮想マシンにOSをインストールするためには、事前に各種LinuxディストリビューションやWindows ServerなどのISOイメージファイルを用意する必要があります。
各公式サイトのダウンロードページから最新のインストーラーイメージ(.iso)を取得しておきましょう。
- Linux(AlmaLinux / Rocky Linux / Ubuntu など):各プロジェクトの公式サイトよりインストーラーISOをダウンロード
- Windows Server:Microsoft評価センターなどから評価版ISO等をダウンロード
- 保存先:操作用PCのローカルディスクなど、ブラウザ経由でアクセスできる場所に保存
ダウンロード完了後、ファイルが破損していないかチェックサム(SHA-256等)を確認しておくと、その後のインストール作業がスムーズになります。
ESXi への接続
"VMware ESXi"を使うために別途、操作用に"vSphere Client"を利用してホストOSに接続します。

新規仮想マシン作成
画面左部にあるツリーを右クリックし、「新規仮想マシン」をクリックすると仮想マシン作成のウィザードが表示されます。
仮想マシンの名称を任意で入力したり、CPU・メモリなど割り当てるリソースを画面に沿って設定します。
設定例は次の通りです。

- 構成:標準
- 名前と場所:任意の名称
- データストア:デフォルトのまま
- ゲストOS:「Linux」をクリックした後、「Red Hat Enterprise Linux 6 (64-bit)」選択
- ディスクの作成:20GB を入力し、「シンプロビジョニング」にチェック
- 完了前に仮想マシンの設定を編集:「完了前に仮想マシンの設定を編集」にチェックして「続行」を押下
- リソース:メモリを2GB、CPUを2にして「終了」を押下
作成ウィザードが完了すると、画面左ツリー部に作成した仮想マシンが表示されます。

iso のアップロード
ゲストOSのリソースを割り当てた後に、OSのデータをアップロードして電源に該当する「パワーオン」をすることでゲストOSが起動します。
アップロードするにはまず画面右部のタブ「構成」をクリックします。
ホストOS全体に関わる各リソースやソフトウェアを設定する画面が表示され、その中にある「ハードウェア -> ストレージ」を選択します。
利用しているデータストアが表示されるので、右クリックして「データストアを参照」をクリックすると先ほど作成したゲストOSで使うOSデータを管理する画面が表示されます。

画面左部のツリーより作成したゲストOSを選択し、次いで画面上部のデータベースマーク(このデータストアにファイルをアップロード)をクリックして入手した仮想OSのイメージをアップロードします。
しばらくしてアップロードが終了するとゲストOSの起動直前まで準備が整った状況となります。
ゲストOSインストール後の必須作業(VMware Toolsの導入など)
ISOファイルのアップロードとゲストOSのセットアップが完了した後は、仮想マシンのパフォーマンスと管理性を向上させるための作業を行いましょう。
- VMware Tools(open-vm-tools)のインストール:描画パフォーマンスの向上、時刻同期、シャットダウン処理の正常化に不可欠です。Linuxの場合はパッケージ管理(yum / dnf / apt)から open-vm-tools を導入するのが推奨されます。
- 仮想CD/DVDドライブの切断:OSインストール完了後は、データストア上のISOファイルのマウントを解除しておきます。
- スナップショットの取得:初期設定が完了した段階でスナップショットを取得しておくと、トラブル発生時にいつでも初期状態へ復元できます。
ESXiでの仮想マシン作成方法のまとめ
VMware ESXi を活用した仮想マシンの作成手順は、慣れてしまえば非常にシンプルです。
「リソースの割り当て」「データストアへのISOアップロード」「仮想ドライブへのマウント」という一連の流れを押さえておくことで、必要な時に素早く新しい検証環境やサーバー環境を構築できるようになります。
まずは基本となる仮想マシンを作成し、用途に合わせたリソースチューニングやバックアップ運用を試してみてくださいね。

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