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ダブルクリックで Linux に SSH ログイン!テラタームで作る自動ログインショートカット完全ガイド

Linux サーバーへ SSH 接続する方法は多く存在するが、毎回コマンドを入力したり設定を開いたりするのは意外と手間がかかるものである。本記事では、一般的な SSH ログイン方法から、テラタームを使ったログイン方法、さらに「ダブルクリックだけ」で自動ログインできる便利なショートカットの作成手順までを解説する。

ダブルクリックで Linux に SSH ログイン!テラタームで作る自動ログインショートカット完全ガイド

1. SSH で Linux でログインする一般的な方法

SSH(Secure Shell)は、ネットワーク経由で Linux サーバーに安全にリモート接続するための最も一般的な方法である。
通常はターミナルやコマンドプロンプト、Windows Terminal などを使用し、ssh ユーザー名@ホスト名 の形式で接続する。

必要に応じて秘密鍵を指定したり、ポート番号を変更したりすることも可能である。
シンプルな操作で柔軟な接続ができる一方、毎回コマンドを入力しなければならないため、ログイン頻度が高い場合は少し煩雑になることがある。
そこで後述するテラタームや自動ログイン設定が役立つ。

2. テラタームで Linux でログインする場合

テラターム(Tera Term)は Windows で広く利用されている SSH クライアントで、GUI で簡単に Linux サーバーへ接続できる点が特徴である。
接続先ホスト名やユーザー名を入力するだけでログインでき、秘密鍵の設定も画面操作で行える。

また、接続設定を保存しておくことで、次回以降は一覧から選ぶだけで接続でき、日常的に複数サーバーを扱うユーザーにとって非常に便利となる。
さらに、テラタームにはマクロ機能があり、ログイン処理を自動化することが可能で、これを利用することでワンクリックでのログインも実現でる。

3. ダブルクリックするだけで Linux にログインするショートカットの作り方

頻繁に SSH 接続を行う場合、ログインの手順を自動化してダブルクリックだけで完結させると作業効率が大幅に向上する。
テラタームには TTL(Tera Term Language)というマクロ機能が備わっており、ログイン処理の流れをスクリプト化でる。

このマクロファイルを作成しておけば、あとはデスクトップに配置したファイルをダブルクリックするだけで Linux へのログインが自動で行わる。
ここでは、テキストエディタで TTL ファイルを作る方法から、実際の動作確認までを順番に解説する。

3-1. テキストエディタを開く

まずは TTL マクロを書くためのテキストエディタを用意する。
Windows 標準のメモ帳で十分だが、VS Code や Notepad++ のような編集しやすいエディタを使うと便利となる。

新規ファイルを開き、テラタームマクロ用のスクリプトを書ける状態にしておく。
この時点ではまだ拡張子は .txt のままで構わない。
後で .ttl として保存することでテラターム専用のマクロファイルとして扱えるようになる。
エディタの準備が整えば、次のステップで実際のログインスクリプトを記述していく。

3-2. タラターム用のショートカット .ttl を作成

TTL マクロファイルには、接続先ホスト名、ユーザー名、パスワード、秘密鍵など、ログインに必要な情報を記述します。
例えば connect "user@192.168.1.10" のように接続先を指定し、必要であれば password = "xxxx" としてログイン処理を自動化できる。
作成したスクリプトを .ttl の拡張子で保存することで、テラタームがマクロとして認識し、ダブルクリックで実行できるようになり、複数サーバーを管理している場合は、サーバーごとに TTL ファイルを作成しておくと便利である。

; login_root_prompt.ttl

HOST = '192.168.1.10'
USER = 'sysadmin'

; 実行時にパスワードを入力(GUIダイアログ)
passwdbox 'Enter sysadmin password:' 'Password' PASS
passwdbox 'Enter root password (for sudo):' 'Password' SUDOPASS

; COMMAND 組み立て(strconcat を使う)
COMMAND = '/ssh '
strconcat COMMAND HOST
strconcat COMMAND ' /auth=password /user='
strconcat COMMAND USER
strconcat COMMAND ' /passwd='
strconcat COMMAND PASS

connect COMMAND

; プロンプト待ち(環境に合わせて短い部分一致で待つのが実用的)
wait '$ '

; sudo -i 実行してパスワードを送る
sendln 'sudo -i'
wait 'assword'
sendln SUDOPASS

wait '# '

end

3-3. .ttl をダブルクリックして動作確認

作成した TTL ファイルをデスクトップなど分かりやすい場所に置き、実際にダブルクリックして動作を確認する。
正しく記述されていればテラタームが自動で起動し、指定したサーバーへログイン処理が進むはずである。

もしエラーが出た場合は、ホスト名やユーザー名などの入力ミス、またはパスワード・鍵設定の誤りがないか確認する。
問題がなければ、これで自動ログインショートカットの完成となる。

4. ダブルクリックで SSH でログインするまとめ

SSH ログインを自動化することで、日々の業務効率は大きく改善する。
特にテラタームの TTL マクロを利用したダブルクリックログインは、複数サーバーを扱う管理者にとって非常に有用である。

一般的な SSH 接続の手順を理解した上で、マクロ化することで手間を省き、ログイン作業をほぼゼロステップにでる。
本記事で紹介した手順に沿って設定を行えば、誰でも簡単に自動ログイン環境を構築でる。
ぜひ自分の作業環境に合わせて活用してほしい。

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