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マクロの実行フォーム起動時に指定の文字列を表示

マクロで用意したフォームに文字列を配置することができます。
今回は実行フォームの起動時にプログラム内に指定した文字列を表示します。
実行フォームは前回の「マクロ実行フォームに画像を貼り付ける」を引き続き利用します。

フォーム上に文字列を表示するラベルを配置します。
上部メニューより「表示 -> ツールボックス」を選択し、表示されたツールボックス内から「ラベル」を選択します。

ラベルの選択

実行フォーム上にドラッグするとラベルが配置されます。

ラベルの配置

設置したラベルのプロパティを開くと詳細な設定を行うことができます。
主な設定項目は次の通りです。

ラベルのプロパティ

"Font"をクリックするとフォントと文字サイズを変更するウィンドウが表示されます。

フォントの設定

今回は次のように設定します。

設定値 設定値
オブジェクト名 Label1
BackStyle 0
Caption ラベル
Font メイリオ、サイズ16px
FontColor &H00FFFFFF&

プロパティを編集するとVBエディタ上では次のように見えます。

フォントの設定後

プロパティの「Caption」で"ラベル"と設定したので、この状態でマクロを実行すると配置したラベルにも"ラベル"と表示されます。
これをプログラム上で指定した文字列を表示するようにします。
「プロジェクト -> フォーム -> macroForm」から macroForm を右クリックして「コードの表示」を選択するとコード入力ウィンドウが表示されます。

コード入力ウィンドウに次のプログラムを追記します。

Dim labelText As String

Private Sub UserForm_Initialize()
    labelText = "Test Form"
    Label1.Caption = labelText
End Sub

コードの入力

前回記入した「マクロで表示した実行フォームに閉じるボタンを設置する」が残っています。
「Private Sub UserForm_Initialize()」はフォーム起動時に実行される箇所となります。
「labelText = "Test Form"」で表示したい文字列を指定しています。
「Label1.Caption = labelText」でフォーム上に設置したオブジェクト[Label1]のCaptionを入れ替えています。
マクロを実行すると次のようになります。

マクロの実行

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