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Photoshop のブラシツールと鉛筆ツールの違いと使い分け方
Photoshop で絵画する場合に筆の扱いとなるブラシツールとペンの扱いとなる鉛筆ルールがあり、この両者の違いとそれぞれの使い分け方について紹介する。
1. ブラシツールと鉛筆ツールの使い方
ブラシツールと鉛筆ツールの使い方は、Photoshop を起動してツールにあるペン型のアイコンをクリックして表示されるメニューよりブラシツールまたは鉛筆ツールを選択して利用する。
ブラシツールまたは鉛筆ツールを選択するとキャンバス上の任意の地点をマウスでクリックし、そのままボタンを押したままドラッグすると絵画することができる。
2. Photoshop のブラシツールとは
Photoshop のブラシツールとは、絵画道具でいう筆や刷毛にあたるもので、ブラシツールを選択するとインクの流量やブラシの形状を選択することができる。
Photoshop のブラシツールの特徴としては、線の両端がかすれる表現を行うことができる。
また、下図の赤枠のように一度引いた線の上に何度も塗り重ねることで色に厚みを持たせることができる。
3. Photoshop の鉛筆ツールとは
Photoshop の鉛筆ツールとは、筆記用具のボールペンや鉛筆にあたるもので、鉛筆ツールを選択すると線の太さを選択することができる。
Photoshop の鉛筆ツールの特徴としては、線の両端がかすれることなくクッキリとした表現を行うことができる。
また、下図の赤枠のように一度引いた線の上に何度塗り重ねても色の濃淡が付かないのでイラストの微修正がしやすい。
4. ブラシツールと鉛筆ツールの使い分け方
ブラシツールと鉛筆ツールの使い分け方としては、イラストに濃淡をつけたい場合や背面の色や絵を透過させたい場合はブラシツールを利用し、絵の輪郭をしっかりと縁取りたいときやしっかり塗りつぶしたい場合は鉛筆ツールを使うとよい。
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